景正鍛刀場

景正鍛刀場

Profileプロフィール

刀匠/ 景正

松葉 一路 (Ichiro Matsuba)
昭和34年(1959)
2月生まれ
昭和58年(1983)
小林康宏刀匠に入門
昭和63年(1988)
文化庁第一回作刀実地研修会受講
平成元年(1989)
兄弟子岡山津山在住の安藤広清師の元で刀匠資格取得・2月1日 美術刀剣類製作初承認
平成2年(1990)
日本美術刀剣保存協会主催 新作刀展覧会 初出品入選 以降毎年出品落選なし
平成5年(1993)
同展 努力賞
平成7年(1995)
同展 努力賞
平成8年(1996)
同展 刀 優秀賞 短刀 努力賞
平成11年(1998)
ドイツ バドノワイナーにて剣術ワークショップ開催 スイス チューリッヒにて合氣道セミナー開催
平成12年(2000)
新作刀展 刀 優秀賞 短刀 努力賞
平成13年(2001)
同展 刀 優秀賞 短刀 努力賞 ドイツ ボンにて講演(日本刀の美と武) スェーデンにて剣術演武ならびに講演開催
平成14年(2002)
同展 刀 短刀ともに優秀賞 スェーデン ウプサラ オランダにて合氣道セミナー
平成15年(2003)
同展 特別賞6席 寒山賞 短刀 努力賞 ドイツ バドノワイナーにてエキシビション(作品展とギャラリートーク)
平成16年(2004)
同展 刀 優秀賞 短刀 努力賞 オランダ アムステルダム スイスチューリヒにて合氣道、剣術のセミナー
平成17年(2005)
同展 刀 特別賞7席 全日本刀匠会会長賞 短刀 優秀賞 全日本刀匠会主催 お守り刀展覧会 特別賞1席 岡山県知事賞 フランス パリにて叢雲会作品展
平成18年(2006)
新作名刀展 太刀 薫山賞 短刀 努力賞 オランダ アムステルダムにて合氣道、剣術セミナー フランス ジャパンエキスポにて演武、講演
平成19年(2007)
新作名刀展 太刀 短刀ともに優秀賞 第二回お守り刀展 特賞4席 福岡市長賞 日向市文化賞 アメリカ サンフランシスコにて講演
平成20年(2008)
新作名刀展 太刀 特別賞1席日本美術刀剣保存協会会長賞 宮崎県文化賞 第三回お守り刀展 入賞6席 ドイツ バトノワイナーでエキシビション(作品展と講演ならびに演武) オランダ アムステルダムにて剣術セミナー フランス
ジャパンエキスポで演武 講演
平成21年(2009)
新作名刀展 太刀 特別賞3席寒山賞 短刀 優秀賞 お守り刀展 佳作 アメリカ テキサス州ヒューストンにて講演
平成22年(2010)
新作名刀展 太刀 特別賞2席 薫山賞 小脇差 優秀賞
平成23年(2011)
新作名刀展 日本美術刀剣会長賞(特賞一席) 小脇差し短刀の部 優秀賞 新作名刀展 日本美術刀剣保存協会会長賞受賞
平成24年(2012)
新作名刀展 日本美術刀剣保存協会会長賞受賞
平成25年(2013)
新作名刀展 日本美術刀剣保存協会会長賞受賞
平成26年(2014)
新作名刀展 日本美術刀剣保存協会会長賞受賞 無鑑査認定
平成27年(2015)
無鑑査出品
平成28年(2016)
無鑑査出品
平成29年(2017)
無鑑査出品
平成30年(2018)
無鑑査出品
令和元年(2019)
無鑑査出品
令和元年(2019)
5月 平成名刀展 名工選 入選
令和2年(2020)
無鑑査出品
令和4年(2022)
宮崎県無形文化財

Sword Making作刀について

宮崎県日向市に生まれ、刀とは全く無縁な幼少期を送った私が、運命に導かれ刀鍛冶となって帰郷し、 この地に鍛刀場を設けたのは平成元年のことでした。

筆舌に尽くせない、困難な日々の連続でしたが、今日まで何とかやってこれたのは、私も心の底から日本刀の美しさに魅了され、 その美を自ら創作する喜びで満たされていたからです。

日本刀の美しさを愛でる武士の精神は、この国に何百年も息づくかけがえのない文化遺産であると思います。 元々はたしかに戦いの為の武器であり、人の命を容易に断つ鋭さと強さを保ちながら、何百年にわたって美を競ってきた稀有な存在が、 日本刀です。

武器として役割が終わってなお、日本刀がリアルに生き続けているのは、人間の存在に深く関わる価値を持っているからだと私は信じて います。

玉鋼

玉鋼は遠く室町時代末期に確立したといわれる、たたら製鉄によって産み出された非常に高純度の鋼です。
日本刀の美そのものである刃文、地鉄(じがね)は玉鋼に代表される和鉄、和鋼によってのみ表現されるものなのです。

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