日州住人國正作之 應渡辺康久需 平成十五年春
刃長79.4cm 反り2.0cm
2003年
2003年新作名刀展出品作 初の特賞、寒山賞受賞作
この刀身には思うような刃文が焼けず、制作期間限度ギリギリまで苦しんだ。何度も焼き直して、結局、考えていたのとはかなり違った刃文しか焼けなかった。しかし研ぎ上げて見てもらうと、本命だったいつもの刃文の刀よりはるかに評価が高く、思いもかけず特賞に入賞。本当に驚いた。刀剣美とは何なのか、一層深く思索する契機ともなった。
この刀身には思うような刃文が焼けず、制作期間限度ギリギリまで苦しんだ。何度も焼き直して、結局、考えていたのとはかなり違った刃文しか焼けなかった。しかし研ぎ上げて見てもらうと、本命だったいつもの刃文の刀よりはるかに評価が高く、思いもかけず特賞に入賞。本当に驚いた。刀剣美とは何なのか、一層深く思索する契機ともなった。